事業内容

ホーム事業内容 > J-VERについて

J-VERについて

J-VERの購入者を募集しています。

木曽三川水源造成公社間伐促進プロジェクト~水源の森づくりプロジェクト~で取得した環境省オフセットクレジット(J-VER)について、カーボンオフセットに取り組む事業者、団体等へ販売しています。

オフセットクレジット(J-VER)とは

「カーボン・オフセット」とは、個人や企業が、自分が排出する温室効果ガスのうち、削減が難しい分を、他の場所で実現した温室効果ガスの排出削減量や吸収量などを購入することで相殺(オフセット)することです。

「オフセット・クレジット(J-VER)制度」とは、政府が平成20年11月に開始した、カーボン・オフセットの信頼性を高め、国内の排出削減・吸収プロジェクトによる温室効果ガスの排出削減・吸収量の認証やクレジットの発行・管理等の仕組みを定めた制度です。


J-VER

水源の森づくりプロジェクト(J-VER)の概要

公社では昭和44年設立以来、木曽三川(木曽川・長良川・揖斐川)流域の保全と水の安定供給のため、岐阜県内の上流域で水源林造成事業を実施してきました。 この事業で整備しました分収造林地における、2007年度~2012年度までの間伐計画が温室効果ガス吸収プロジェクトとしてJ-VER制度事務局に2011年6月30日に登録され、 このうち2007年度から2010年度までに間伐を実施した692ha分について、13,497トンのCO2オフセット・クレジット(J-VER)を取得し、このたび販売することになりました。

木曽三川水源造成公社~水源の森づくりプロジェクト~(1.00MB)
地球温暖化防止のとりくみ(363KB)

オフセット・クレジット取得内容

プロジェクト対象地 岐阜県 高山市(高根町、朝日町、久々野町)、下呂市金山町、中津川市付知町
クレジット量 13,497t-CO2(内、バッファー分404t-CO2)
販売できるクレジット量はバッファー分を除いた13,093t-CO2となります。
間伐実施面積 692ha
発行日 平成24年3月27日
クレジット承認番号 0118001
13,497トンのCO2吸収量は、1年間の約42,500人分の呼吸によるCO2排出量に相当します。

成人1人の1分間の呼吸数を16回、1回あたりの呼吸量を0.48Lとすると、1分間の呼吸量は0.48L/人×16回=7.68L/人
成人1人の呼気中のCO2濃度を4.0%と仮定すると、1日(1,440分)当たりのCO2呼気量は7.68L/人×4.0%×1,440分=442.37L/人
気体は22.4L=1mol、CO2の重さは、1mol=44gなので、成人1人1年当たりのCO2呼気量は442.37L/人÷22.4L×44g×365日=317.16kg/人
公社のクレジット量(13,497t)を成人の呼吸量に換算すると13,497t÷317.16kg/人=42,555/人

間伐面積・Co2吸収量 間伐面積・Co2吸収量

販売目的

J-VER資金を導入し、

  • ・東海三県地域の水資源確保や多発する災害対策として、木曽三川(木曽川、長良川、揖斐川)の治山治水を目的とした水源地域の森林整備を進め、企業との連携による新たな「水源の森づくり」のモデルを構築します。
  • ・水源林見学会の開催や、各種のイベントに出展して、木曽三川下流域(三県一市)に住む人々の、水源の森に対する認識と理解を深める取り組みを強化します。
  • ・木質資源の有効利用を進めるため、伐り捨て間伐から利用間伐に事業転換を図ります。

購入方法

購入をご希望の方は、販売要領、購入申込書をご覧ください。
(注)販売は1トン(CO2)単位で行い、最低販売数量は1トン(CO2)です。

公益社団法人木曽三川水源造成公社J-VER販売要領(130.8KB)

様式1号「購入申込書」(83.2KB)
様式1号「購入申込書」(44.5KB)

販売実績

販売先は同意を得たところのみ公表しています。

各種資料

販売実績:令和5年12月1日現在 228KB

問合せ先

公益社団法人 木曽三川水源造成公社
岐阜県美濃市生櫛1612-2 岐阜県中濃総合庁舎5階
電話 0575-33-4011(内線)407~410
FAX 0575-46-8409

ページの先頭へ戻る